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手島 光平; 横山 正*; 佐藤 勝也; 武田 喜代子; 鳴海 一成
no journal, ,
現在の農業において必要不可欠な化学窒素肥料は窒素換算で年間約8800万トン生産され、そのために多くの化石エネルギーが消費されている。この化石エネルギー消費型の農業から持続可能な農業へ転換するためのひとつの手段として、共生窒素固定細菌等を供するバイオ肥料の普及が期待されている。バイオ肥料とは、根粒菌などの窒素固定細菌や植物生長を促進する菌を泥炭(ピート)や土壌などの担体に生きたまま保持した資材であり、施肥効果の高いバイオ肥料を開発するためには、接種菌(原体微生物)の生存数を長期間維持する技術が必要である。バイオ肥料保存中の接種菌数の低下は、担体土着の微生物との競合も要因のひとつと考えられる。そこで、土着の微生物を線により滅菌した担体を用いてダイズ根粒菌及び窒素固定細菌のバイオ肥料を作製し、保存中の接種菌密度の変化を調べた。